カイロ



今日はオールドカイロに行った。

地下鉄に乗ってマリギルギス駅下車。地下鉄なのはタハリールの次までで、あとは地上だった。

改札を出るとすぐ目の前が壁って感じ。ずらっと並んだ観光バスがちゃんとここにもある。


まずは、コプト博物館へ。古代エジプトの壁画風な顔立ちで天使だとかキリストが描いてある。とっても違和感。

柱とか彫刻はギリシャ風。

それから、博物館を出て地図を見ていると見覚えのある顔が。ロータスホテルのレストランで見かけた東洋人。

「あなた、ロータスホテルに泊まってる人ですよね?」と英語で話しかけられた。日本人じゃなかったのね。

ちょっと話をした後で別れて、聖ジョージ教会へ。内部、観光客が見れるのはほんの一角だけ。

「こんだけー?」と思いつつ出ようとすると、門のところのおじいちゃんが手を出す。しかたなくチップを渡す。

で、帰ることにする。地下鉄のホームで電車を待っていると周りがだんだん小学生だらけになる。

ちょうど下校時間なのかな?

いつものお決まりで「ヤーバン カブキ ヤーバン カブキ」(別パターンで「ヤーバン カラテ」というのも有)と後ろのほうでこそこそ言われる。

どうでもいいけど地下鉄は前の2車両が女性専用であるらしい。スカーフを巻いた女性だらけの車両というのはなかなか壮観だ。



タハリールに戻ると、当然のごとくケンタッキーに向かった。チキンとコールスローを食べたけど日本のとは全然違う。

チキンはケンタッキーのあの独特のスパイスが使われてないんじゃないかというほど無味。コールスローは絶対砂糖入れすぎとしか思えないほど甘い。

こういうチェーン店は世界で味を統一しておいてほしいものだ。



ホテルに帰ってもう一度地図を見たら、私が今日行ったのは聖ジョージ修道院であるらしかった。教会はもっと奥の方…。ま、いっか。



やっぱり、カイロよりイスタンブルのが好きだなぁ。見所もいっぱいあるし交通の便もいいし、食べるところもいっぱいあるし、海もあるし。

同じ客引きにしてもイスタンブルの客引きには愛嬌があった。カイロの客引きと話してると(今日もそうだけど)なんだかケンカ腰になってしまう。

こんなに砂埃たってないし。(今日なんてホテルに戻ってなにげなく顔さわったら砂々でさらさらだった。日本に帰ってイプサの石鹸で顔洗いたい。)

町全体が黄色くかすんでるし。

いかんなぁ、思考がマイナスに向かってる。