今日から土曜日毎におっさんのお弁当を作ることになった。
学校は7月まであるからあと20回ほどのシリーズ物(wになる予定。

独身時代、弁当はほとんど母まかせだった。任せっきりといっても母は自分用の弁当も作っていたから「ついでに」というのもあったし、私が弁当を持っていく機会は稀で外食ばかりだったのでそんなには負担もかけてなかったと思う・・・(言い訳)
かといって、弁当作りの経験がまったくの0というわけでもない。
5回位は作った。たぶん。
そのことごとくすべてがゲージツ的センスに欠けていたから、弁当作りが苦手だったのだ。
私が詰めた弁当を母に添削(詰め直し)してもらうと、同じものがはいっていたとは思えないほど、おいしそうでかわいらしいものに仕上がっていった。
母は「経験だ」と言ったが私には天性の「弁当詰めセンス」があるように思えてならない。

普段、家での食事は「食えりゃいーだろ」式に不思議料理を連発する私も弁当となるとわけが違う。
弁当はたいていの場合、他人に見られる。
ソトヅラだけは良い、この私が弁当ごときでボロを出すわけにはいかないのだ。
それは、おっさんの弁当とて同じこと。学校には同僚のイトー君もいる。
彼とは面識があるし「あの奥さんの弁当はこの程度か・・・フッ(失笑)」
とか思われたくないのである。

そんな訳で、気合入れてみました。
簡単、早い、しかも見た目きれいな弁当!(味は二の次)
そんな感じでネット上を探し回りました。
で、見つけたのが味の素のサイト。
さすがに、冷凍食品をふんだんに使った弁当が盛りだくさん。
初心者用弁当レシピシリーズ第1回、「から揚げ弁当」。
うむ、これをレイアウトごときっちりパクろう。

内容は、

  • 鶏のから揚げ
  • ごま風味の玉子焼き
  • アスパラガスのバター炒め
  • にんじんのきんぴら

・・・なのに出来上がったものは、やっぱり殺伐とした弁当だった。
どうしても「テケトーにぶっこんでみました♪」感が拭いきれない。
レシピの弁当箱とうちの弁当箱の形が違うからだ!ということで無理やり自分を慰めて、次回に続く。